はたらくスナップUさん

みなさんこんにちは。

今回は、ぷらすのホームページ「はたらくスナップ」を更新しましたので、紹介します。

Uさん

雇用企業:公益財団法人 島根県スポーツ協会

業務内容:入館者の受付・入館料徴収・利用案内・プール水質検査・館内清掃など

サポート:本人 就職に向けた支援・業務習得におけるサポート・定期的な企業訪問

サポート:企業 作業手順の組み立て・障害特性に配慮した雇用管理に関する助言

 (県立プールやスポーツ教室を利用するお客さんの受付対応)

支援者コメント

「職場実習を通してUさんと職場(職務や環境)との相性や適性を見極めることができたので、入社後のミスマッチのリスクを大きく軽減することができました。実際に働いてみると、本人の能力や働く意欲がとても高く、想定していた以上に多岐にわたる業務を任せてもらうことができました。職場のみなさんが、とても優しく、日々のコミュニケーションを大切にしてくださり、Uさんにとって、明るく働きやすい職場環境がモチベーション向上に繋がっています。」

(職場がとても素敵な雰囲気です)

本人コメント

「最初は右も左もわからなくて、受付も苦手でしたけど、みなさんに助けられながら慣れてきて今は色んな仕事ができるようになりました。職場の良いところは、職員さん全員が優しいことです」

(松本さんと)

企業コメント(松本さんから)

「慣れてきて自分から気がついて動いてくれているので助かっています。以前は与えられたことをやっていたのが、今は余裕が出てきて、率先して動けるようになっています。お客さんありきの仕事なのでこれからも積極的に接客を続けてほしいです。」

ぷらすのサポート紹介 ~職場体験実習について~

こんにちは。ぷらすです。

ぷらすでは、就職を希望される方へ様々な就職に向けたサポートをおこなっています。

今回はサポート内容の一つとして、「職場体験実習」についてご紹介します!

●職場体験実習とは

障害のある方と企業の双方に「働くきっかけ」「雇うきっかけ」「知るきっかけ」を目的として提供している実習制度です。
雇用を必ずしも前提としない短期間(3日~10日間)の実習を通して、企業で実際の仕事を体験します。
実習を行うことで、仕事内容や勤務条件、職場環境(物理的な環境、人間関係、雰囲気など)を実際に感じながら、職業選択を考える参考の一つとして頂くことができます。
ぷらすの支援スタッフが、実習前の見学・打ち合わせから、実習中の支援(職場訪問など)、実習後のフォローまで、一貫したサポートを行います。

●実際に実習をされた方の声(ぷらす登録者・企業・ぷらす担当者)

職場体験実習をおこない、実習先の企業に就職された登録者の方と、企業の方へ実習についてインタビューをしました。実際の声をご紹介します!

<Oさん>

Q.実習の様子や感想などを教えてください。

A.職場の人たちが親切で明るくて、一言でいうと「楽しかったです」。
 実習の7日間は連続ではなく、レジ業務を教えてくれる方と同じシフトになる日でレジ業務を体験させてもらいました。

Q.実習をして良かったことは何ですか?

A.実習を通して勤務時間や日数などの働き方を考えることができました。
仕事内容についても実際に働くことで自分に向いているか、向いていないかを知ることができました。
実習中にマンツーマンで色々と教えてもらったことで、就職してからの仕事の習得や一人立ちが早くできたように思います。
また、実習期間中に働く際に必要な準備物などを用意することができました。

Q.実習から就職への流れを教えてください。

A.実習前に職場見学へ行き、そこから実習を希望しておこないました。

実習をしてみて、改めて求人応募を希望し、面接選考を経て、就職しました。

 

<企業>

Q.実習中の様子などについて教えてください。

A.実習中はOさんが一人にならないようにマンツーマンで付いて、レジ業務をメインにやってもらいました。
最初はスタッフの隣で作業の様子をみてもらい、ただ見ているより慣れた方が良いと思い、実際にOさんにもやってもらうかたちで実習に取り組んでもらいました。
実習中は毎日、Oさん、店長、付いたスタッフの方で1日の振り返りをおこない、できたことや翌日頑張ることなどを確認するようにしていました。

Q.実習をして良かったことは何ですか?

A.実習を通してご本人のことが分かり、仕事の様子や障害について知ることができました。
実習中の様子から、ご本人の障害や配慮することなどをスタッフ全体に伝えることができ、理解を促すことにもつながったと思います。
また、実際に就職を想定した際に職場での受け入れ体制の準備をすることもできました。

Q.実習から就職までの流れについて教えてください。

A.実習後に求人に応募され、面接を実施して採用という流れになりました。
採用が決まり、就職される際にスタッフの方へもご本人の障害や配慮について周知を行いました。
実習中にご本人の様子などはスタッフの方にも知って頂くことができていましたので、受け入れ体制もスムーズに整えることができたと思います。

Q.就職後の状況について教えてください。

A.Oさんの仕事ぶりや人柄などを見て、園芸コーナーの仕事を担当してもらっています。ご自分でも園芸のことについて勉強をされていたり、分からないことは自分から積極的に聞きに来られています。
当初はレジ業務からでしたが、ご本人の仕事ぶりなどを見て新たな作業にも取り組んでもらい、出来ることも増えて成長されていると思います。

<ぷらす担当者>

Q.今回、実習を活用して良かったことは?

A.履歴書や面接だけでは伝えきれない、ご本人の良さを実習を通して知ってもらうことができたと思います。
支援者自身もOさんの新たな一面や能力などを改めて知る機会にもなりました。
企業側にとっては、実習を通して職場での受け入れ体制の整備、業務指導、職務適性の見極めをしてもらうことができたと思います。

●実習のポイント、実習後のサポートの流れ

実習終了後には、企業の方を交えて振り返りをおこないます。
実習の感想、職業上の課題、配慮事項などについて確認し、今後の就職活動や就労につなげていきます。

●まとめ

・求人票だけでは分からない実際の仕事の様子や職場環境について、実習を通して経験することで職業選択を考える参考の一つとすることができます。

・実習を通して、自分自身にあった働き方、心身の調子や配慮事項について確認する機会にもなります。

・企業にとっては、一緒に働くイメージ作りや職場での受け入れ体制の準備、どのようなサポートがあるといいかなどについて検討する機会となります。

・職場体験実習は、双方の理解を深めるきっかけとして、就職に向けたサポート内容の一つとして提供している実習制度です。

(業種や職種によっては、実習の受入れができない企業もあります。)

(企業向け)障害者雇用推進セミナー

こんにちは、ぷらすです。

2023年2月22日(木)10:00~11:30に松江テルサ中会議室にて障害者雇用推進セミナーを実施します。
内容は、実際に障害者雇用に取り組んだ企業さんからの実践報告とグループワーク(参加任意)を予定しています。
これから障害者雇用に取り組む、もしくは取り組み始めた企業さんへ向けた内容になっています。ぜひご参加お待ちしております。

ご希望の方は、こちらのフォームからお申込みください。

https://ws.formzu.net/dist/S699854954/

はたらくステップジャンプ「品出しセミナー」

こんにちは、ぷらすです。
先日、はたらくステップジャンプ「品出しセミナー」を実施しました。

会場は、まるごう川津店さん。
こちらでスーパーやドラッグストアで働いておられる在職者の方を対象にした学びの場を設けさせていただきました。

まずは、ドリンクコーナーにてまるごう勤務11年目のIさんによる実際の品出しの様子を見学させていただきました。

手際よく、ドリンクを補充していかれます。
実際に作業をやりながら速く商品を出す工夫の仕方やコツなどを説明してくださいました。

店長さんからは「品出しはお客様に直接届く大事な仕事。商品を大事に扱うこと、お客さんが品物を探しやすいようにラベルを前に陳列すること。まずは安全第一で、その上で速く品を出すこと」などのお話をしていただきました。

最後に、店長さん、Iさんを囲んで、品出しの工夫、やりがい、大変なことなど話をしました。
Iさんは11年品出しを続けてきました。一つ一つやりながら、自分で工夫しながら、周りを意識しながらやってきて、今はドリンクコーナーの発注も任されるようになりました。やってみると、在庫が足りなくなることがあったり、不要な商品を発注したり、失敗もあるそうです。店長からは何事も経験なので次に活かしてもらえたらと温かい目で見守っていただいています。
先輩の活躍を見て、参加のみなさんにも刺激になったようです。

最後におまけ。絵が得意なIさん。
店舗の季節コーナーで自作のイラストを使っていただくこともあるようです。

↑こちらはIさんが色鉛筆で描かれたそうです!上手い!正月には売り場にディスプレイとして飾っていただいたそうです。

はたらくスナップ

みなさんこんにちは。

今回は、ぷらすのホームページ「はたらくスナップ」を更新しましたので、紹介します。

Wさん、Nさん(農業)

雇用企業: 島根大学 本庄総合農場

作業内容: 野菜や果樹等の栽培(植え付け~収穫・出荷)、除草作業など

サポート:定期的な職場訪問、在職者交流会縁ingの情報提供

本人コメント:

●Wさん(果樹グループ所属:勤続7年)

「外での仕事なので、体調管理には気を付けています。
天候によって仕事内容が決まります。収穫する時が一番嬉しいです!
いろいろな仕事をして経験を積んでいきたいです。」

●Nさん(野菜グループ所属:勤続5年)

「農業は未経験で就職しましたが、今では自分に合っている仕事だと思い
ます。刈り払い機を使って除草作業もしています!私も収穫の瞬間が一番喜びを感じます。これから
長く働き続けられると良いなと思っています。」

企業コメント:
「お二人とも、なくてはならない人材になりつつあります。Wさんは当初は口数が少なかったですが、だんだん円滑なコミュニケーションがとれるようになってこられました。Wさん1人に任せられる仕事もあります。Nさんも当初は緊張されていた様子でしたが、今は十分すぎるほど仕事をしていただいています。今後は、さらに専門知識を身に付けていってほしいです。ケガや病気には気を付けて頑張っていただきたいです。」

支援担当のコメント:
「半年に1回、職場での振り返り、その他適宜ご相談をお受けしています。仕事内容は、専門用語が飛び交うので、解説していただきながらいつもお話を伺っています。(今回の取材では、最近は柿の摘果の仕事をされているそうで、摘果についての解説していただきました。)また、職場ご担当者様からお2人には仕事だけではなく余暇も充実してほしいとの希望を伺い、在職者交流会へのお誘いも行っています。お2人揃って何回か参加され、楽しんでいらっしゃいました。今後もお二人の活躍を陰ながら応援しています!!!」

                

 

(トマトの手入れをするWさん、Nさん)

(みんなで集合写真を撮りました!

前列:左からWさん、Nさん  後列:ぷらす担当者、本庄総合農場ご担当者様)