令和4年度第1回ぷらす事業所連絡会・圏域連携会議

ぷらす平崎です。今回は6月28日に開催した令和4年度第1回ぷらす事業所連絡会・圏域連携会議についてお伝えします。

当日は、行政、福祉、医療、教育、労働、企業など様々な職域から54名のご参加がありました。たくさんのご参加、ありがとうございました。

コロナウィルスの感染拡大予防の観点から連絡会、連携会議とも1時間ずつの時間設定になってしまい、充分に意見交換をしたり考えを深めたりすることができず残念でした。

限られた時間での時間配分を検討し、次回以降は、改善できるようにと考えています。

また、初めて開催した圏域連携会議では、「お互いの顔や名前を知ることができて、連携のきっかけができてよかった。」という感想を頂いた一方で、さらに一歩進んで「交流がしたいという感想も頂いていますので、今後、圏域の支援者のみなさまの交流の場となるような企画を開催します。

   

当日アンケートに寄せられたご質問に各機関様に問い合わせをしましたので、お答えをします。

  

①主任職場定着支援員は松江圏域以外の圏域でも配置されていますか?

(回答)島根県内は出雲障害者就業・生活支援センターリーフにも配置されています。

 県内はこの2名です。

   

②障害者雇用の企業に配布用の対応マニュアルの冊子が欲しいが、どうしたらよいか?

(回答)

各障害種別の対応の仕方等企業向けの様々な冊子は島根障害者職業センターに在庫もあるようです。お取り寄せのご相談も受けてくださるようですのでぜひ、お問い合わせをされてみてください。

   

③失業保険の手続き等や説明会が障害者の方には難しいことが多いが、ぷらすの登録がなくてもサポートはしてもらえるか?

(回答)

離職後に就職活動を考えられると思いますので、手続きの前に登録をしていただき、状況を把握した上で、サポートをさせていただきます。

また、お一人で窓口に行かれた場合に、ハローワークからは、ご家族の同行をすすめられたり、支援機関(ぷらす等)のご紹介をされたりするそうですので、その機会にご登録をされてはいかがでしょうか?

ぷらすの支援内容から、失業保険の手続きのみのサポートは難しいので、その点はご了承いただけると幸いです。

  

④一般企業は初めての障害者雇用に対して不安が強いが、ぷらすはどのような企業支援ができるか?

(回答)

企業支援にも力を入れています。「出前講座」により、障害特性等の説明を企業に出向いて行うこともあります。

また、企業のお困りごとの内容に応じては、ハローワークや職業センターと連携して一緒に訪問し、障害者雇用についてトータルでご説明をすることもあります。企業からのご不安の声を伺われたら、ぜひぷらすへご連絡くださいませ。それぞれの企業向けのオーダーメイドの支援を提供させていただきます。

   

そのほか、会議中に出ていた医療や就労移行支援事業所へのご意見は直接該当の事業所へお伝えさせていただきます。

ご参加に加え、アンケートへのご協力もありがとうございました。頂いた意見は、今後の圏域のネットワークの連携推進に役立てさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

就労支援についての情報交換会

こんにちは、ぷらすの平崎です。

先日、NPO法人プロジェクトゆうあいさんに伺い「就労支援についての情報交換会」に参加させていただきました。

主にゆうあいさんの放課後等デイサービスを利用されている保護者の方(小中高の親御さん)向けに、①高校(高等部)を卒業した後の進路について、②一般就労への進め方と就労後の支援についてお話させていただきました。

ぷらすでは、福祉事業所(支援者、利用者、保護者)向けに出張相談や一般就労に向けた情報提供など行っています。

(就職や定着についての個別相談、支援者向けの研修会の実施、意見交換や交流会など)

ご希望がありましたら、お気軽にご利用・ご相談ください。

「令和3年度 第1回ぷらす事業所連絡会報告」

ぷらす平崎です。

6月25日に開催しました「ぷらす事業所連絡会」のご報告をいたします。大変遅くなって申し訳ございません。

 

当日は、40事業所47名のたくさんのご参加をいただきました。コロナ禍で不安もありましたが、これまでにないたくさんの方々のお顔を拝見し、元気をもらいました。

ソーシャルディスタンスと換気等感染防止を講じた中での開催となりました。

連絡会では、ぷらすの事業報告、島根労働局様、障害者職業センター様はじめ就労支援機関からの最新の情報提供がありました。大変有意義な内容であり、どの機関からも、就労支援機関の「チーム支援」が大事というキーワードが聞かれました。

事後アンケートで、職業センター様の「めんたい講座」は学生でも受講できますか?というご質問があり、確認をしたところ、就職前の最終学年の学生さんであれば受講は可能とのことでした。

 

 

連絡会の後には恒例のフリートーク座談会を行いました。

 

どんな話題で盛り上がったのかをかいつまんでご紹介します。

岡田グループは・・・

新規事業所のらいとあっぷさんが、就労支援事業所でもありながら職員さんとして障害者雇用をしておられるという話題や今年の4月に開業されたおくだクリニックさんの医療現場からの就労支援という話題で盛り上がりました。

 

山本グループは・・・

最近の求職者の方の傾向として、就労の準備性(仕事に向かう意識)がまちまちで支援を戸惑うことが多いという話題から、ぷらすの就労準備基礎講座(P-パッケージ)や「働く基本」のテキストの説明に興味が集まっていました。

 

犬山グループは・・・

就職活動は、教育、医療、福祉それぞれの現場で進め方も異なり悩みも異なることを共有しました。また、就労支援だけでなく生活支援が必要なケースが増えていることはどの職域でも共通の話題であり、どこまで踏み込むかで話が尽きなかったようです。

 

平崎グループは・・・

家から出て外の活動に向かいづらい「引きこもり」問題をどう考えるかで話題がふくらみました。引きこもりがちな方たちのための「eスポーツができる」サービス提供を考えているという事業所さんの話や、職域によってアプローチが変わるといったようなそれぞれの話を聞いて視野が広がりました。

 

吉田グループは・・・

それぞれの職域の管理者の方が多かったので、各所がもっている実習制度や就労にかかわる制度の紹介をしました。お互いがもっている制度を「チーム支援」で有機的に活用できるとよいという建設的な話で盛り上がりました。情報が整理でき、とても良い話し合いができました。

 

高橋グループは・・・

それぞれの職域のみなさんにより、複数の組織が連携して障害者の就労支援に取り組む過程や活用できる実習制度や助成金についての「ミニ勉強会」となりました。支援機関の役割や支援制度については、まだまだ知らないことが多いという感想も聞かれましたが、これを機に理解が進みました。

 

感染防止のため、充分な時間を確保することが難しかったのですが、

事後アンケートでは、連絡会の満足度は82%、交流会の満足度は91%ということで、

多くのご参加の皆様に満足していただくことができましたことを、感謝いたします。

 

頂いた感想の中でも、座談会が良かったというお声を毎年伺っておりますので、

工夫や改善を加えながら、来年度以降も年に1回は開催していこうと考えております。