ぷらす職員研修

こんにちは。ぷらすです。
今回のブログでは、職員研修の取り組みをご紹介します。

ぷらすでは、【就労支援のスペシャリスト】という目標をあげ、定期的に職員研修を実施しています。人生経験、支援経験、障がいの知識、企業経験、その他、様々な知識や経験値を持ったスタッフが、日々スキルアップに取り組んでいます。

2022年度は、
〇高次脳機能障害の方への支援
・障害や支援の基礎知識
〇振り返りつつの気づきや今後の方向性や手だてを学ぶ
・高次脳機能障害の方
・休職中の方
〇視覚障害の方への支援
 ・実際の見え方やコミュニケーションの取り方の基礎及び支援のヒントを学ぶ
〇実施されるタイミングに合わせての研修(オンライン研修他)
計7回の研修を計画し、取り組んできました。

専門機関から2名の講師を依頼しました。

高次脳機能障害の研修

講師の方に、アドバイザーとして入って頂き、視点や取り組みも教えてもらい、簡単な体験などもさせてもらうような機会も設けてもらったことで、学びが深まりました。

とても分かりやすく、もっと教えてほしいと声が上がる程で、時間が足りなかったこともあり、シリーズ化されるのでは?と話も出ています。

専門機関との関係も深まり、今後の支援に活かしていきたいと思っています。

縁ing 10~11月報告

こんにちは。ぷらすです。今回は、10~11月に実施した縁ingの報告をします。

〇オーストラリアの魅力を知ろう

10月15日(土)オーストラリアとぷらすをZOOMでつなげました!

オーストラリア移住3年目の石川さんに現地からオーストラリアの観光スポット、生活、文化、流行など、写真を観ながら紹介してもらいました。

石川さんの話によると、オーストラリアではすれ違った人が気軽に挨拶をしたり、多くの若者が18歳以上になると親元を離れてシェアハウスに入ったり、イベントやパーティーなど多人種多文化の触れ合いの機会が多かったり、オープンな人間関係があるとのことです。

また石川さん自身も周りに合わせて服装やメイクがナチュラルになり、ワークライフバランスを大切にしている考え方に共感し、以前より気楽に生きられるようになったそうです。
そんな話を聞かせてもらい、オーストラリアの開放的な風土や飾らない生き方などに感銘を受けました。

後半は、みなさん一緒に旅行などをテーマに和気あいあいと話をしました♪

(写真はピントが合っていませんが・・・)

ゲストを交えながら、テーマを決めた中で、少人数で話をするというのも良いものだと思いました。参加のみなさんからもとても良かったという感想をいただきました。

 

〇宍道湖夕日クルーズ

11月11日(金)に宍道湖観光遊覧船「はくちょう」に乗船し、きれいな夕日を見ました。
夕方からの開催であり、仕事終わりに参加された方も多く15名の参加がありました。
当日は天気も良く、どのような風景が見られるのかとても楽しみにしながら乗船場へ向かいました。

(乗船前、皆様ワクワクしておられる様子でした)

(宍道湖の上で、夕日を眺められたことは貴重な体験でした)

皆さんからは
「きれいだった」
「写真もたくさん撮った」
「初めて乗った」
などの感想をいただき、色々な楽しみ方ができた時間だったのではないかと思います。
ゆっくりとした時間を過ごし、リフレッシュしたひとときでした。

2022年度 就活スキルアップセミナー

こんにちは。ぷらすです。

11月25日に まるなか建設株式会社 にて、「2022年度 就活スキルアップセミナー」を開催しました。

 

「就活スキルアップセミナー」は、就労支援事業所や特別支援学校などで一般企業での就職を目指して学習や訓練をされている方を対象に、就職までの道のりや、就労後の実際を知る場を提供し、今後の就職活動に役立てていただく機会として実施しています。

昨年度から開催し、今回で2回目の開催となりました。

今回も前回と同様に現地参加とリモート参加のハイブリット形式で実施しています。

それでは、就活スキルアップセミナーの様子を内容ごとに紹介します。

 

〇お仕事の様子をご紹介

まるなか建設株式会社で働いていらっしゃるFさん、Nさんのお仕事の様子を写真などでご紹介しました。

お二人は、社屋の清掃業務を主に、事務作業や社内の花壇の手入れといった外作業などを担っておられます。

また、普段の業務以外にもアビリンピックへの参加などスキルアップに向けた取り組みもされています。

Fさんから、清掃をする中で気を付けていることとして「社内の会議室や応接室などの設備の使用状況を確認しながら清掃箇所を決めておこなう」ことなど細かく状況把握もしながらされていることなども話してくださいました。

職場担当者の周藤さんからは、日々丁寧に社屋の隅ずみまで綺麗に清掃をしておられることなど、お二人の仕事の様子なども話してくださいました。

 

〇まるなか建設株式会社で働いている職員からの話

 

 

Fさん、Nさんより、就職までの道のりや就職に向けて頑張ったこと、仕事をするうえで気を付けていることなどについてお話をしていただきました。

お二人とも、就職前に職場実習を経験したことで仕事内容や職場の雰囲気などを知ることができ、まるなか建設株式会社への就職を希望したと話されていました。

仕事をするうえで気を付けていることとして、「笑顔で挨拶をすること」「規則正しい生活」などについても話してくださいました。

また、セミナーに参加されている皆さんに向けて

Fさん「就職は大変さもありますが、楽しさややりがいを感じられることでもあるので是非頑張ってください。」

Nさん「就職活動では、会社の方に対して挨拶をしっかりする、分からないことは聞く、きちんと話を聞くなどのことを意識して頑張ってください。」

というメッセージをくださいました。

 

〇会社から求められる人材とは

まるなか建設株式会社 管理部 西村次長 様より、「会社から求められる人材とは」と題し、雇用する立場から会社で働く上で必要なこと、大切なことについてお話をしていただきました。

Fさん、Nさんが、日ごろから挨拶や丁寧な言葉遣いをされていることなどに触れて、社内でのコミュニケーションの基礎となる部分の大切さについて話してくださいました。

仕事をするうえで、向上心をもって取り組むこと、新しいことにチャレンジするといった姿勢が求められることなども話されました。

最後に、セミナーに参加されている皆さんに向けて

「仕事は楽しいことばかりではなく、大変なこともありますが、明日が待ち遠しいと思えるように今日を頑張ることが大切です。」というメッセージをくださいました。

 

〇セミナーに参加された方の感想として

・とても意欲的で働くのが楽しそうに見えた。                                   

・スキルアップに向けて頑張っている姿はかっこいいと思いました。

・チームワークが大事だとわかりました。                 

・お二人ともが「社員さんが気持ちよく安全に仕事ができるよう、 清掃作業を頑張っている」と話され、感動しました。             

・就職した先輩の実際の話が聞けて、どんな力が必要なのか、どのような事に気をつけて 日々の学習を頑張るのか、分かったのではと思います。

・当事者の方や、企業担当者様の話があると非常にイメージがつきやすいので良かった。                                         

など、感想をいただきました。

実際に働いている方や企業の方のお話を聞く機会は、とてもリアルで、参加された方それぞれが感じられたことがあったのではないでしょうか。

今後も、ぷらすでは就職活動に役立てていただけるような機会を開催していけたらと思います😊

はたらくスナップ Nさん

みなさんこんにちは。

今回は、ぷらすのホームページ「はたらくスナップ」を更新しましたので、紹介します。

 

Nさん

雇用企業:島根大学生活協同組合

業務内容:食堂の厨房業務(ソーニョ第1食堂)(主に調理補助・出食業務・接客)

サポート:就職に向けた支援、企業訪問、メールでの仕事の相談、雇用管理のアドバイス

(島根大学ソーニョ第1食堂。白を基調にした明るい雰囲気、まるでフードコートのよう)

 

Nさんは、2021年6月から島根大学内にある食堂で働き始めました。

幼い頃より料理を作ることが好きで、飲食店や食に関する仕事に就き、

美味しいものを食べて喜んでもらいたい思いがありました。

面接では、自分の考えをしっかり伝えることができ、仕事に対する意気込みと

挑戦したい決意が感じられました。

当初は、コロナ禍の影響で始めた学部棟での移動販売の担当になりました。

お弁当の搬入、開店準備、販売、精算という流れが決まっていて、

取り組みやすい業務から徐々に慣れていきました。

(下準備、盛り付けの様子。作業が素早く丁寧で驚きました。)

 

その後、本人の特性に応じた職務や配置先の選定をしていただき、

食堂のカウンター業務に従事しています。メニューの注文を聞いてから、

盛り付け、仕上げをします。決められた個数、分量をバランス良く、美しく、

手早く盛り付けます。昼食時のピーク時には、1,000名以上の来客があり、

行列ができますが、落ち着いて対応しています。

作業やメニューは写真やポイントになる部分を色分けして表示させるなど

可視化してあることで、Nさんにとってわかりやすく、働きやすい職場環境に

なっています。

また、安心して相談ができるよう一緒に働く方からいつも声をかけてもらい

コミュニケーションや人間関係の面での配慮をもらっています。

(唐揚げ 美味しそうでした(^^♪)

 

本人コメント

「初めは、たくさんのお客さんや、外国の方もおられて、焦ったり戸惑ったりすることも

ありましたが、周りの方々に優しくフォローしていただき、徐々に慣れていくことが

できました。今の仕事での目標は、同じ食堂で働くTさんのように、周りに気配りができて

仕事もテキパキできるようになることです。

お昼休憩はみなさんと一緒に食堂のご飯をいただいています。

個人的なおすすめメニューは台湾まぜそばです♪」

(古賀店長さんとツーショット)

 

企業コメント(古賀店長さんから)

「年代層が異なる従業員が多い中で飛び込んできてもらってどうかと心配しましたが、

お母さん世代の従業員にかわいがってもらいながら働いておられます。

仕事ぶりは申し分なく、手も早く、接客も慣れていて一人前にしっかりやってもらっています。

今思えば、入社時には心配しすぎだったと思うほどです。

昼には1000人くらいの学生が来る状況でも動じることなく、落ち着いて、

自分の持ち場をチームワークでこなしておられ、頼もしく感じています。」

障がい者雇用促進フォーラム

ぷらす平崎です。

遅くなりましたが、11月7日に開催された『障がい者雇用促進フォーラム』の報告をいたします。

 

 

 

このフォーラムは、島根県とぷらすが主催となり

障がい者雇用の促進と職場定着を図るため、県内企業や県民の皆さまの

障がい者雇用についての関心と理解を深めることを目的に開催されました。

  

障がい者雇用企業の発表では、ぷらすの登録者も勤務している大昌株式会社 上野専務様より

「障がいは個性【共に働き 支え合う】」というタイトルで、社内でのサポート体制についてのお話がありました。

 

 

ぷらすも、会社訪問や面談をさせて頂いており、上野専務様のお話を聞いて、

改めて、会社のサポートの厚さや温かさを感じました。

 

続いての当事者発表では、登録者の久家香帆子さんの発表がありました。

松江記念病院で、看護助手として、環境整備の仕事を3年間頑張っていらっしゃいます。

 

実習から就職が決まったこと、一度は辞めたくなりながらも、

頑張って来たこれまでのこと、今は、乗り越えて充実した毎日を

おくっていることなどをお話されました。

 

     

本番まで、ぷらすで何度も発表の練習をされた成果もあり、堂々とした発表でした。

参加者からのアンケートでは「一生懸命頑張っている姿が伝わった」「わかりやすいお話だった」

などと、双方とも、好評でした。

 

  

久家さんの発表を聞きにいらっしゃったこれまでの支援者のみなさんと記念撮影もしました。

みなさんからも「良い発表でしたよ!」と絶賛でした。

ぷらすは、今後とも、働く人、働いている企業を応援しながら、

圏域での取り組みにも積極的に関わっていきます。